アカルボースの飲み方について

アカルボースは小腸粘膜に存在する糖質(でんぷん、麦芽糖、砂糖など)を分解する消化酵素(αーグルコシダーゼ)の働きを抑えることで、糖質の消化・吸収を遅らせ食後の急激な血糖の上昇を抑える。

本剤は糖質の消化・吸収を遅延させるので食物が消化管に流入する前に存在することが必要である。よって、この薬は食事の直前に服用しなければならない。万が一食後に服用した場合、アカルボースの効果は少なくなってしまう。他の糖尿病治療薬と一緒に服用する場合、低血糖症状を起こすことがある。低血糖が起きたときは必ずブドウ糖(10~15g)を摂取する。この薬を服用中は放屁の増加やお腹がはったりすることがある。

しかしこれは時間の経過とともに症状が消えることが多い。劇症肝炎等塔の重篤な肝機能障害が現れることがある。これらは投与開始後6か月以内に認められることが多いので、投与開始後6か月までは月1回、その後も定期的に肝機能検査を行う。この薬を服用中も必ず食事療法、運動療法を行うことが大切である。

【用法用量】
成人では通常1回100㎎を1日3回、食直前服用。ただし1回50㎎より投与を開始し、忍容性を確認したうえ1回100㎎へ増量することも可能である。